2019-01-01から1年間の記事一覧
遅くなってしまいましたが、2019年11月2日、名古屋市今池のカフェ『あらたると』におきまして第3回JAZZ句会LIVEが開催されました。 第1回、第2回はこちらです。 第一回名古屋JAZZ句会 - 夜蟻雑記 東海地区現代俳句協会 第二回JAZZ句会LIVE in 名古屋開催! -…
俳人の松下カロさんから『白鳥句集』を頂きました。ありがとうございます! www.kinokuniya.co.jp すべての句に「白鳥」の語を入れた異色の句集です。17字前後の短い空間に「白鳥」を入れつつ、同じような印象を避けて多様な句をつくるのは大変な技巧が必要…
続いて、現代俳句『翌檜篇』四、五月号を読んでいきます。各人八句作品ですが、一句ずつ抜粋して鑑賞します。全体はぜひ本誌で。 gendaihaiku.gr.jp 四月号 さくらひらく芯にどっかりとあんこ 赤羽根めぐみ 『軸』同人、『南風』会員、第35回現代俳句新人賞…
今年から、現代俳句協会の機関紙『現代俳句』で青年部が若手の作品に注目する『翌檜(あすなろ)篇』が始まりました。 | 現代俳句協会 俳句作品掲載が始まった二月号から、順次読んでいこうと思います。基本的に一名八句作品ですが、一句ずつ引いていきます…
furansudo.ocnk.net片山蓉さんの第一句集『羊水の。』を寄贈していただきました! 片山さんは東海の文芸ファンの隠れ家的存在、名古屋市栄の文壇バーDUOを経営されておられる、知る人ぞ知る俳人。 名古屋を訪れた際にはぜひ一度美味しいお酒とお料理を味わい…
京都、アスタルテ書房にて入手。 ご主人が亡くなられて閉店されたと聞きましたが、最近再開されたとのこと。 本好きのための隠れ家。
高橋修宏さんの俳誌575第二号を入手いたしました。 ミニマルでスタイリッシュな装丁、充実した執筆陣と論考、俳句に対する思想が一本通っているように思えます。 狐火を使い古して狐です 柿本多映 三・一一以降の海市の赤ん坊 同 骨肉の骨か肉かと蟇哭ける …
俳句同人誌『狼』46号を岡村知昭さんよりいただきました。 各同人の連作に加えて、名画に対して句を付けるという興味深い試みもなされています。 探梅は限界集落結ぶ径 村木ノブヒロ 夏の日の国防色を毛嫌いす 舘百合子 雪やまず人々黒く町に染む 中内亮玄 …
なつはづきさんの小冊子、『朱夏』をいただきました! 洒脱なデザインの表紙に、きらめく紙質の手触りがとても気持ちいいです、 現代俳句新人賞受賞作など各媒体への掲載作品から、コンパクトに「なつ俳句」の魅力が味わえます。 地に刺さる喪服の群れよ油照…
2019年3月30日土曜日、名古屋市今池のカフェ「あらたると」にて、東海地区現代俳句協会青年部企画の第二回JAZZ句会LIVEが開催されました。 当日はいわゆる花曇、カフェのすぐ横の今池公園の桜を眺めながら、華やいだ空気の中で会が始まります。前回は14時開…